2023-03-11 18:30
前節のホーム・仙台戦、前半は徳島ペースで進んだもののゴールを奪えず、後半、仙台に押し込まれる回数が増え、52分にセットプレーから失点。その後、終了間際の90分に途中出場の坪井選手が同点ゴールを決め、試合は1-1のまま終了。勝点1を分け合った。
仙台戦は前々節の甲府戦からスタメンを3人変更。右SBに浜下選手、中盤に白井選手、杉本選手が入った。
ビルドアップで作りながら、全体的なゲームの進め方では手応えを感じながらも、チャンスを活かせずバイタルエリアを崩しきれなかった。「ボールは握れていましたが、大事にし過ぎた場面があり、決定的なところへのパスが少なかった」と語った浜下選手。チーム全体として積極性の部分で課題を残した。
3節を終え2分1敗と勝利がないものの、試合を追うごとに確実にチームのパフォーマンスは良くなっている。今節こそ勝点3が欲しい。
その今節の相手はここまで1勝1分1敗の東京V。後方からのビルドアップで主導権を握りゴールを狙ってくる。ラバイン監督は明日の東京V戦について「特にインサイドに能力の高い選手がいる。相手の時間帯も必ずくるが、その時間をできるだけ少なくするため、アグレッシブなプレスや守備をチーム全体でやっていきたい」と話した。相手の良さを消し、徳島のポゼッションスタイルを表現していく。今週のトレーニングでも東京Vへの対策に十分時間を費やしてきた。チーム全員で落とし込んできた戦術面を上手く表現できれば勝利は自ずと近づいてくる。
今シーズン、ここまでいいパフォーマンスを見せている坪井選手。明日のゲームに向けて「自分が試合に出た時は点を取って、勝つことだけを考えています。それは明日も変わらないですし、毎試合の大きな目標です」とアツい気持ちで闘志を燃やす。
今シーズンのチームではトレーニングでのパフォーマンスからチャンスを得た若手選手たちが、結果を残しアピールに繋げている。こうしてポジション争いも激しさを増していき、チーム内が活性化されていく。こういった雰囲気の中で成果を積み上げていくことができれば、より強固な集団になっていけるはず。優勝を目標に長いシーズンを戦うチームにとっていい傾向だ。
明日の試合も選ばれたメンバーたちが勝利に向けて最大限の力を発揮する。
チームの勝利のために、ぜひスタジアムでアツい応援をよろしくお願いします。